夏休み最後の日曜日の日替わり。

[ 夜のお料理, 小さな星日記 ]

95年の8月、僕はNYにいました。
「今楽しいこと」を売りにしている街、NY。とにかく刺激的でした。
暑い熱いNYの夏中、僕は毎朝ぼろぼろのドミトリー(大部屋のホテル)を出たら、ダコタハウスのところからセントラルパークに入って、そこでホットドックを買って朝ごはん。それからは熱に浮かされたみたいに気の向くまま街をふらふら歩きまくってました。街角にはたくさんの公園。バスケットボールのコート。五番街。42丁目のチケット売り場。ブロードウェイ。地下鉄はワン・トークンで、ブルックリンにハーレム。夜中のクラブにHMV。ついでに紀伊國屋書店(笑)。
頭の中では佐野元春のアルバム「VISITORS」がリピートされ、ドラムマシンのリズムの中で歩き続け、夕方にはチャイナタウンでごはんを食べて、クアーズを半ダース買って、またぼろぼろのドミトリーに帰りました。

ライトアップされたエンパイアステートビル。
日によって3色の色合い(トリコロール)が変わったりしてとてもきれいで、とにかくなにをするでもなかったのに毎日楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。まさに体中で「楽しいという実感」を味わっていたわけで、僕の1年2ヶ月にわたる旅行の中でもっとも期間滞在が長く、印象的だったのがNYでした。

それでも歩みは前へ。
NYを去る日。街はあんなに暑かった夏から、僕が子供の頃の運動会のくらいの空気感(9月下旬頃)に変わっていました。
少し身が引き締まった覚えがあります。
そしてワンフライトでロンドン。
着いてみたらこっちは文化祭頃の空気感(11月半ば頃)!とても寒くて、あわてて蚤の市で厚手のジャンパーを買いました(笑)。

8月ももう終わり。
次の営業日からは9月。
オープンから3ヶ月になるんですね。
うむ。

さてと、今日のおすすめは「ひとくちメンチカツとポテトフライ」。
お昼には定番でハンバーグをお出ししていますが、メンチカツって、なんか違いますよね(笑)。子供の頃はずっとハンバーグばかりで、メンチカツなんか知らなかったですけど、よく考えると、揚げる、というひと手間かかるので、それでハンバーグばかりだったんだろうな。ということで、メンチカツを初めて食べた時、すごくびっくりした覚えがあります(何時代の子供だ.....)!ということで、今日はその、メンチカツ、がイチオシ!

ということで、本日の日替わり、いってみよう!

冷・前菜

冷やし焼き茄子
焼き茄子の香ばしさと甘さ、ひんやりとじこめました。
とろとろさしみこんにゃく
東京は檜原村が誇るさしみこんにゃくは、とろとろふるるるぅぅぅ〜〜ん!
森のきのこのグリーンサラダ
エリンギ・しいたけ・シメジの3種類のきのことグリーンリーフとルッコラを玉ねぎ和風ドレッシングで!
ベトナム風生春巻
注文が入ってから巻く。余分な水分は皮の敵なのであります!
ゆで豚とキャベツ・コチジャンだれ
豚肉の旨味と、キャベツの甘味。自家製コチジャンたれでどうぞ。
小アジの南蛮漬
頭から食べたいよな、からりと揚げた小アジを、わぁ〜っと南蛮漬けに。酢がイイネッ!



ひとくちメンチカツとポテトフライ
ハンバーグもいいけど、たまにはこんなかわいいメンチカツもいいもんだよ、なっ?!
えびとアスパラの揚げ春巻
こちらもぷりぷりのえびに甘〜いアスパラ。からり揚げたて、かりっとたべよう!



ピーマン・もやし・豚肉の細切り香味炒め
ざくざく細切り野菜と豚肉を、香ばしい特製香味ソースがでしゃっきり炒めます!



おにぎり(2コ)
(梅・おかか・ゆかり・こんぶ)これらのうち2品選んで下さい。おにぎりの秘密は守ります。
夕ごはんセット
きちんと夕ごはんを食べる。8月最後の土曜の夜も。
ごはん、お味噌汁、お新香のセットです。

別 腹(本日のデザート)

チーズケーキ
赤・白どちらのワインともよくあう、しっとり、しっかりしたベイクドチーズケーキです。
紅茶のパウンドケーキ
香り豊かな紅茶葉を生地に焼き込んだ、秋らしいパウンドケーキです。
フレッシュオレンジのシャーベット
100%生搾りの、みずみずしさ満点のさわやかシャーベットなのです。

 
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