今年最後の日替わり。
雪も降るし、めちゃくちゃ寒いし、みなさんだいたい仕事は納まっているだろうし、とヒマを覚悟しておりましたが、日替わりメニューをあったか汁物にしたせいか、ランチはいつもくらいのお客さんが来て下さいまして、なかなかにぎわいました。ティタイムもコーヒーを飲みながら年賀状を書かれたりするお客さんなど、それはそれなりに年末ならでわの午後になりました。
しかし今年最後の営業日が雪なんて!
うちのお店としては、これほど今年の締めくくりにふさわしい天気もないんじゃないかと思われます。
実はオープン、6月1日は雨。それも、レインウェアをきっちり着込まなくちゃならないくらいの雨降りでした。しかも5月31日も6月2日も晴れたにもかかわらず、ピンポイントでの雨(苦笑)。もう、幸先が悪いったらありゃしません。開店の準備も万全とはほど遠く、とてもブルーだったのをよく覚えています(苦笑....だって、その日の朝に、メニューの冊子作ったんだもの)。
それから空梅雨、記録的な猛暑、台風の当たり年、暖冬と来て、今日、12月にはめずらしくたくさんの雪。波瀾万丈というか、極端というか、とにかくなんだかんだいって今年のお天気は盛りだくさんでした。
それと比例するみたいに、僕等のお店、それから個人的な生活もいろいろとあった...というか、とにかく今までの生活とはまったく別のものになったし、それに慣れるのにはすごく時間がかかったし(今も慣れきったとは、ちょっと言い難いけど....)、それでも今までの生活に比べれば、本当に盛りだくさんな内容でした。
それはこうして、このBlogに僕のヨタ話としてそっくり記録されています(笑)。
「毎日のBlogの更新大変ですね」と仰っていただいたりします。
でも、このページは、新聞...もっと言えばテレビ欄と同じようなもので、昨日の日替わりメニューなんか、済んでしまったものはまったく価値がないのです。だから、きちんと仕事として、毎日更新しなくちゃならない。
でも、そうして何らかのことを少しずつ書くことによって、今の僕たちそのものが、このページの中にきちんとその空気感とともに記録されるんだと思います。それがどんな風に役に立つのか、それともまったく立たないのかもしれない。でも僕等にとっては貴重な財産だし、こうして毎日記録するという経験は、僕個人にとってもとても大きな財産です。忙しくても更新ができるのは、他のスタッフのフォローがあってこそで、そのこともここに記録しておきます。
どうもありがとう。
さて今年最後ののおススメは「味噌煮やっこ」。
お豆腐と味噌。生まれはいっしょでも、別れ別れになった兄弟みたいなもんですから、それがここでまた、フタタビ出会うわけです、お豆腐と味噌。お酒とみりんを仲人に、幸せな家庭を築くわけです。
それが、味噌煮やっこ。
よくわかったでしょ?
わからないか(笑)。
あったかおいしい今日の一品であります。
それから数量限定ではありますが、ランチのカレーを小さなどんぶりでお出ししますよ!