ヤッくんは勝ち組か?

[ 小さな星日記 ]

全然気が付かなかったんですが、生命保険のコマーシャルにヤッくん(薬丸裕英)が、実の奥さんである石川秀美さんといっしょに出ているんですね。「あれ、石川秀美じゃない?!」とミヤザキに言うと、え、知らなかったの?ここんとこずっと出てんじゃん、といわれてしまいましたが、ハイ、知りませんでした(笑)。

ヤッくんといえば、いわずとしれた80年代人気アイドルグループ・シブガキ隊(コンサートのバックバンドは「シブ楽器隊」)の真ん中、いわゆる中心的人物なのでありますが、今ではすっかり岡江久美子さんのお隣が指定席、朝の生活バラエティの顔としてご活躍でありますね。それ以外のお仕事はあまりよくわかりませんが、それだけでも、まぁテレビによく出ているわけだから世間から忘れられているわけでもなく、CMにも出演できるわけで、好感度も決して悪くはないんだと思います。

しかし、ヤッくんは80年代、一世を風靡した超人気アイドルグループの真ん中的存在なわけです。そうゆうトップアイドルの進むべき次のステップとしては、俳優、というのが一番メジャーであり、花形なわけです。

同じシブガキ隊でも向かって右的存在のモッくん(本木雅弘)は、その王道を歩いているわけで、逆に左的存在だったフッくん(布川敏一)は残念ながらバラエティタレントとして、日夜無理矢理テンションを上げまくっているのかもしれません。(あくまで推測)

ヤッくんは決して顔も派手とはいえず、愛想のよさそうなフッくん的活路を見つけることも出来ず、同じ理由からモッくん的王道も絶たれ、アイドル卒業後、相当に厳しい芸能生活だったような気がします。しかしヤッくんは、ついにそのどちらでもない、80年代以降の男性アイドルとして、初といってもいい生活バラエティの中に活路を見出したわけです。それは本当に自ら道を切り開いたといえるのではないでしょうか。

元アイドルとしてのヤッくんは、勝ち組とはいえないかもしれません。
でもひとりの男として、道なき道を自ら切り開き、同世代の元女性アイドルがわけのわからない芸能復帰をしてちょっと目も当てられないことを考えると、信じられないくらいきれいですてきな奥さん、石川秀美を人生の伴侶に、そして子宝にも恵まれ(4人)、父親ひとりの男としてはぶっちぎりで勝ち組なのではないでしょうか。

これからも、元アイドルとして、驚くべき新たな道を切り開き、行き場を失いつつある後輩男性アイドルにとっての、一筋の光としていつまでも輝き続けて欲しいものです。

ご静聴ありがとうございました。

....ってべつに、はなまるマーケットは見てないんですけどね(笑)。
このネタ、今年に入ってずっとあたためてきたんですが、ちょっと寝かしすぎました(苦笑)。
ヤッくんという存在自体が気になってたんですね、ここんとこしばらく.....

 
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