花の名前。

[ 小さな星日記 ]

春です、花が咲きますね、ホント。
桜はもちろん、木蓮や、甘酸っぱい香りが大好きな沈丁花も咲きます。桜に限らずホントに力一杯全力で、狂ったように咲いているような様は、なんだかやっぱり本能的な、なりふり構わないかんじがしますね。花が咲き、そして種ができる。まぁそこに静かなドラマがあったりするんでしょうね。きっと。

春の花。
僕がとても好きなのは、普通にその辺の土手やなんかに咲いている、小さな青い花。
去年の今頃、野川公園にぶらぶら春の散歩に行った時も、その花を見つけてとてもうれしくなったりしました。どこにでもあって、たいしてめずらしくもないし、だから誰からも大事にされたりはしないし、ましてやその花を部屋に飾ったりなんかするわけもない。

子供の頃、長く閉ざされてた雪が解けて、つやつやした緑が現れて、春が来たらすぐに、この小さな花が咲き始める。それがなんともいえず好きで、とても楽しみでした。一面咲き乱れるこの小さな青い花を子供心にとても大切にしていました。それこそ、この小さい青い花は僕の花なんだ、と思っていました。

でも、僕はその花の名前をつい最近まで知らなかったんです。

オオイヌノフグリ。

あぁ、そんな意味なのね(泣)。
子供の頃の僕の素直なココロはズタズタです(笑)。

よよよ....

 
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