ある予感。

[ 小さな星日記 ]

この間のお休み。
ごはんをたべた帰りにちょっと本屋によって、いつも買ってる「サウンド&レコーディングマガジン」とリニューアルした「MacPower」を買いました。すると、両方に特集を組まれて登場していたのが、TEI TOWA。久しぶりに彼、個人の名義のアルバムがリリースされるからですね。

10年前、僕が北半球一週の長い旅行のスタートはロスアンジェルス。
日本ではおしゃべりな僕も、あっちではちょっとうつむき加減のハニカミ屋に大変身(苦笑)。とにかく最初は上手く英語が聞き取れないし、自分の持っている英語のスキルが、ほとんど役に立たないことにかなりショックを受けてました....いや、大学で、英語勉強してたのもあって(苦笑)。

でも、ブックストアに行ったら、野茂英雄、それからTEI TOWAが大々的に表紙を飾った雑誌がいくつもありました。野茂はアメリカに渡った最初の年で、トルネード旋風を巻き起こし、観客離れで人気が少し落ちつつあった大リーグの救世主になったし、TEI TOWAはファースト・アルバム「Future Listening!」をリリースしたばかり。

海外でも日本人が普通に活躍できる時代が来るんだ。
女子テニスでは伊達公子さんもがんばってましたよね、その頃。

そんなことを肌で感じて、とてもうれしくなった覚えがあります。僕が旅行を続けていくちょっとした力になったりしました。
今現在、インターネットの普及もありますけど、国境を軽く越えて活躍する日本人、いや、国境なんかそもそも意識せずに、活動する、活動できる環境が整ってきてますよね。

あのころ僕がかんじてたのは、そうゆう時代の予感だったように思います。

野茂英雄投手も日米通算200勝まであと少し。
TEI TOWAの新譜も買わなくちゃ。

そんなことを、思いがけず思い出した今日この頃。

 
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