愛鳥週間。
[ 小さな星日記 ]
さて、愛鳥週間まっただ中の日本列島に、セイハローと、大きな声で叫びたいわけで(んなわけないですけど....)、盛り上がっているのか、そうでもないのか、テレビなんかほとんど見れないのでよくわかりませんけど、とにかく愛鳥週間真っ盛りの、今日この頃であります。
しかし、ワタクシ、鳥、全然ダメなんです。
きらい、というより、コワいんです。
小さい頃、恐竜図鑑を見てたら、古代の鳥の想像図が1ページにどどんと出ていたわけで、その鳥のご先祖様はとにかくものすごく大きくて、下の方にシルエットで書いてある「牛」に比べたら、ホントに暴力的な大きさで、こんな大きな鳥に追いかけられて、最後のその鋭い足で鷲掴みにされ、ギラギラしたくちばしでついばまれてしまう自分というのをすみやかに妄想してしまって、いや、それ以来、本格的に鳥がオソロシイんですね(苦笑)。
体験的ではなくて、妄想的トラウマ、ってやつでしょうか?(苦笑)
僕の通ってた小学校、実はクジャクをつがいで飼ってたんですね。
冬には雪に閉ざされるような寒いところであるにもかかわらず、そんな南国の鳥なんか飼わなくてもいいのになと思ってたんですが、いや、小学生の身体からすると、クジャクってものすごく大きな鳥なんですよ(怖)!
なので、飼育委員には絶対ならないようにしてましたね(笑)。夏休みとかの長期休みには、当番で一度くらい小屋の掃除とかえさやりとかやらなくちゃならなかったですけど....いっしょに当番になった友達になんとなくやってもらってたような気がします。ズルッ子だね(笑)。
でもそのくらい怖かったんですよ>クジャク。
何年かに一度、朝のホームルームで衝撃のニュースを聞くことがありました。
クジャクが逃げました(かなり冷静)
えーーーーーーーーっ!(動揺というか動転しまくり....苦笑)
と、まずはその朝、集団登校の途中で、その逃げ出したクジャクにバッタリ遭遇しなかったことに感謝しつつ、今日の帰りはどうしよう、誰といっしょに帰ろうか、やっぱり家が近所のあいつと帰ろうとか、とにかくその、ひとりでバッタリクジャクとご対面、というのだけは避けたいわけで、でもこの恐怖がいつまで続くのかと思うと、さっきトイレに行ったばかりなのに、もう下半身がもじもじしてしまうのを感じずにはいられないわけで......
えぇ、かなりのビビりですから(苦笑)。
でも、決まって何日がすると、朝のホームルームで
クジャクが帰ってきました。
というすてきなニュースを聞くことになりましたが、その時僕は、上半身はだかでクジャクと格闘している屈強で勇敢な男の人のことを、すみやかに妄想し、そして惚れ惚れと彼に感謝したわけであります(苦笑)。あぁ、このつらく不安な日々よ、さようなら〜っ!(笑)
.....ということで、愛鳥週間。
鳥を愛すことのできない、ダメなワタクシも愛鳥週間なのであります。
ごめんなさい....でも鶏肉は大好きです(笑)。