再生。

[ 小さな星日記 ]

この間のお休み。

夜、マッサージに行きました。
もう身体の疲労も限界でしたから、藁をもすがる思いで....ってわけではなかったんですが、いや、スポーツ選手でもないのに、だいたい男がマッサージなんて...なんていう非常に男らしい(そして単純で、わりとアホな)気持ちもあってか、足つぼも、整体も、エステもアロマも、とにかくそのような類のことは全くしたことのない僕でしたから、それはそれで、少しキンチョーとかしたりします(苦笑)

しばらく前に、「耳鳴りがする話」を書きました。その時に、耳鳴りは治りますよ、そして今よりもっといい仕事が出来ますよ、とおっしゃって下さったお客さんがいらっしゃいました。お言葉に甘えて、いつも本当によくしていただいているそのお客さんのサロンに、店長で相方のミヤザキと二人してお伺いしました。

リラックスするためもあってか、しばらく世間話でもしながら談笑しましたが、いよいよ、まずは僕から先にマッサージしてもらうことになりました。話には聞いてましたけど、ホントにパンツいっちょになって、ベットにうつぶせになって寝そべりました(服を着たままでも出来ます)。

きもちいい。
人の手が、ただ人の手が触れているだけで、まずはこんなに気持ちのよいモノなんでしょうか?もちろん知識や技術もあるんでしょうけど、なによりとても愛情もって誰かが触れていてくれる、その心地よさ。

身体を触ってもらいながら、ミヤザキも含めていろんな話をしたりします。こんなに気持ちよくてリラックスしているわけですから、男のコケンも意地もないわけで、僕は単なる小心者の小さな男でいていいわけであります(笑)...でもそれがまたきもちいい。

そうしてるうちに僕は、自分のからだがビニール袋に入ったぷよぷよした液体(もしくはゲル状のモノ)みたいに思えてきました。重力に引っ張られて、ぽよんとベッドに張り付いたような、きちんと意識はあるけれど、あんまりきもちよくて、身体を動かす気にもなれませんでした。

そして、さらにマッサージが続くと、今度はだんだんと僕自身が覚醒してきます。
さっきまでぽよよんと液体みたいだったからだが、次第に肉になり、自分のホネにしっかりと戻ってくるような気がしてきました。

あぁ、再生してるんだな。

それの実感だけでもすでに充分でした。

午前中は病院で、栄養指導(オモシロかった)&血液再検査、そして午後は散髪をしてさっぱりして(お任せしたら、世界陸上、為末大選手風にしてもらった....)、そして夜はマッサージ。

からだも、ココロも、次のステップへ。
ホントに行けるような気がしてきた、今日この頃でございます。

ふふふふふ(笑)。

 
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