ホール日和。
[ 小さな星日記 ]
えっと、タイに行ってきた話は、また写真なんかも含めて、ちょこちょこするとして、秋休みあけの昨日今日、ランチはそれまでに比べたらぐっとたくさんのお客さんにご来店いただきまして、えぇ、なんか荒療治というか、おかげさまでだいぶいつものお店のペースが身体に馴染んできたような気がします。
それにしてもこのシーズン。
ランチタイムのサービスドリンクが圧倒的にあったかいお飲み物になってきて、そうすると僕はとにかくドリンカーでひたすらコーヒーをいれ続け、紅茶を入れ、またコーヒー、手があいたら下げものを片付けたりで、ほとんどホールに出ることがなかったりして、お客さんには「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」くらいしかお声をおかけ出来なかったりします。
特にドリンカーがそんな様子だとわかっておりますので、フカザワにしても清水にしても本当になにも言わなくてもぴしぱしと僕のフォローをしてくれます、えぇ、ホントにコーヒーを抽出している最中は、他のコトってほとんどなんにも出来ませんから....って、そのフォローがホント素晴らしすぎるほどでありまして、なのでランチの間一回もホールに出ないこともままあったりするわけですね。
でも今日一度だけランチをお客さん出す機会がありました。
たぶんはじめてご来店の、若い女性のお客さん二人連れ。お二方ともハンバーグ定食をご注文いただきました。
お待たせいたしました、そちら(のお客さん)からでよろしいですか?
もうひとつもすぐにお持ちいたしますね....と、ふっくら焼きたてのハンバーグは特製ソースがつやつや輝きながら湯気がほわんとあったかほかほかでありまして、いや、これが本当においしそうなわけですよ。
おいしそー!
おいしいんです!(断じて....笑)
.....そうきたか(笑)....ってお客さん(笑)。
なんだかそんなやりとりって、僕がホールによく出てた頃....オープンからホントにこの間までそうだったんですけど....には、なにも特別でもなんでもない、ありふれたやりとりだったんですけど、なんだか今日そんな風にとっさに出たんで、僕はちょっとうれしかった(笑)。
ちょうど手がすいてたのもあって、そのお客さんがお帰りの時、お味の方はよろしかったですか、と尋ねました。
すご〜い、おいしかったですー(笑)。
それはよろしうございました(笑)。
そう言っていただけるのが、ホントになによりうれしかったな、と。
今でもなによりうれしいなと思った、本日のランチでありました。