地下スーパー、災難。
[ 小さな星日記 ]
6月末に受けた健康診断の結果を受けて、いろいろ紆余曲折もありながら、なんだかんだでやっぱりつつましやかな生活を続けておりますワタクシ、okayanでありますが、えぇ、お店のある日はお昼の賄いに欠かさず豆腐を半丁食べておりまして、もちろんこれは自腹で買っておるわけでありまして、今日もティタイムのメニューに黒板を書き替えたら、通りをはさんで向こう側の地下スーパーにお豆腐を買いに出かけました。
あえて名前を伏せたって、三鷹にお住まいの方ならもうすっかりご存知だと思われます、この地下のスーパー、えぇ、とにかく安いですよ、そこの奥さん!って、僕はいつも木綿豆腐を1丁買うんですけど、安い時は(ってけっこういつも安いんですけど)ひとつ39円ですからね!....なんだか、それだけで買い物を済ましてしまうのも気が引けてしまって、なんだかんだで朝食用のヨーグルトやふりかけがわりにごはんにかけて食べてる「とろろ昆布」とか、昼の賄いに汁ものがない時用の「永谷園・松茸のお吸い物」やなんか買っちゃってしまってるんですが、それにしたって安いんで、まぁいいかと(笑)。
さて、いつも通り財布を持って、地下スーパーへ階段をとんとんと下りていきますと...なんだか様子が変であります。下りたところ....生鮮食料品売り場....はふつうなんですけど、右手のレジにはものすごく人が並んでて、いや土曜日ですからね...というだけでなく、えぇ、電気がついてないんです...というか、レジのところから向こう側スーパー全体が半停電のようなかんじでドンヨリ薄暗くなっているのであります!
それはまるで、ソビエト連邦崩壊後民主化された旧共産圏東欧諸国のスーパーマーケットを思い起こさせました.....薄暗くて、さびしくて、寒々してて....ものがない....。いやもちろんこのスーパーは単に薄暗いだけで、ものはもちろん所狭しとあるわけですが....なんとなく。
まぁ、お豆腐売り場のところは幸い電気がついてましたから、さて、今日も39円ですねと木綿豆腐を一丁手に取り、今日はさして他に買うものがないので、お茶請けがわりにヨモギ大福5個入り148円でも買って、みんなでたべましょうか、とすぐさまレジに並びます...と、すべてのレジがフル稼働しているにもかかわらず、それぞれに長い列ができているので下ります....なんで??
レジが動いてないんです(苦笑)。
そこで
1)お客さんの品物をひとつずつカゴから出して数量と単価を読み上げる人。
2)それを紙にメモして、その買い物カゴに入れる人。
3)そのメモを電卓で計算して会計をする人。
の3人でひとつのレジを回しているわけであります...って、いや、ほとんどの社員さん、レジにつきっきりであります。しかも、社員さん全員がすべての商品の単価を把握しているわけではありませんし、特売品なんかもありますから、途中売り場に走ったり、「豆乳鍋のもといくらだっけ!」「パックナムルいくらですか!」なんて声が飛び交ったりして、でも僕の並んでいるレジの社員さん、ものすごくよく単価を覚えてて、ほとんどその人が答えてましたね....ホント、データベースが入ってるかんじで、今日のこのトラブルで彼はみんなにとても重宝がられたでしょうし、ものすごく株を上げたと思われます...そのくらいすごかった!(感動....だって僕、うちのメニューの単価、ろくすっぽ覚えてないよ....)
並んでいるお客も、普段だったら待たされまくって文句のひとつもでるところでしょうが、ことがコトだけに、がんばっている社員のみなさんを微笑ましく思いつつ、苦笑い、みたいなかんじで待っておりますと....
ぴかぴかぱちぱちっ!
ってな具合で電気がつきました...ということでレジも通電、起動です!....その起動画面、えぇ、WindowsNTなんですね、ベースのシステム(笑)....立ち上がるのに少々時間がかかりましたが、えぇ、やっぱりレジって単価ちゃんと入ってるね!楽だね!イイネ!
拍手こそなかったですけど、お客さんはみんなニコニコひと安心(笑)。みんなうれしそうでした....って、それはきっとこんな大変なトラブルに対して社員さんがみんなでがんばっておられたのを見てたからこそでしょうし、逆にスーパーの社員スタッフのみなさんはホントにレジのありがたさをひしひしと痛感したでしょうね。
聞けば、こんなこと始まって以来ですってな大変なトラブルだっただろうけれど、そうゆうお客さんやスタッフの方のヒトのココロの良いところを見させてもらったような、とてもうれしいハプニングになりました(笑)。
でもホントにご苦労さまでした>スーパーの皆様。