僕の青春はカセットの中。

[ 小さな星日記 ]

ひょんなコトから、ある若い(20代半ば)男性のお客さんに、10年ほど前、つまり僕がそのお客さんと同じ年の頃に作った音楽を聴かせる約束をしてしまいました。その頃、1995年当時、僕の作った音楽は、ある意味当然というか、つまりカセットテープにパッケージングされていました....なので、

カセットって聴ける?

持ってません(断じて)。

.....ま、まぁ、そうだよな(苦笑....納得)。
実際既にMDだって下火もいいとこですもんね....CDだってCDプレイヤーじゃなくて、PCで、それでiPodをはじめとする携帯音楽プレイヤーで音楽を聴くってのが、まぁ、既に市民権を得てたりするわけですよね....もちろん僕もそうなんですけど。

カセットならもうダビング(既に死語か??)してあるやつがたくさんあるから(苦笑....売れ残り)、すぐに渡せるんだけどなー、CDは....すぐにカンタンに焼けるのかな....データならよくCD-ROM焼いてたけど、音楽は焼いたことないや.....と、昨日帰宅後、すでにiTunesに入っている僕の作った曲をさっそくCDに焼いてみることにしました。

はじめてやるけど.....す、すごいカンタンなのね(笑)

ということで、じゃ、ついでにうちの他のスタッフにも、この際だからプレゼント、とそこから何枚かスパンスパンと焼いて、あぁ、やっぱりこんなにカンタンなんだ....10年でカセットからCDに操作性の簡易性も含めてちゃんと進歩してるんだな、と....今の若い人はいいなーと思ってみたり.....そりゃ、自分のCDを作るって、ある種、でしたからね、あの頃の僕の。

そんなことをするうちに、僕が昔作った曲をあれこれと聴いてみたくなりました(笑)。
待てよ、待てよ〜、確かあのダンボール箱にデモのカセットがたくさん入ってたはずだよ.....あった、あった!と、既にいつも寝る時間をとうに過ぎているというのに、そこから狂ったように手当たり次第カセットをかけまくりました(苦笑)。

あ、思ったよりもなかなかいい曲を書くね、僕は(自画自賛)....ギターも、うん巧くはないけど全然悪くないし、なかなかいいフレーズを弾きますね(自画自賛).....歌はかなり力み気味ですけど、やっぱりこう、かすれたかんじが僕らしいですね、うん、いいじゃん(自画自賛).....いや、こんなにスバラシイ音楽をやってたんだから、やっぱこの頃ミュージシャンになればヨカッタね、きっとなれたろうになー(もしもの世界だから、既に好き勝手.....苦笑)。

まぁ当たり前だけど、いろんなコトを思い出す。ちょっと感傷的にもなりつつ、さっきCDに焼いた曲をこんどはカセットでもちょっと聴いてみようか.....

あ!

カセットの方が音がいい!(笑)

いや、別にホントに音がいいわけじゃないんだろう、厳密に、科学的にいえば。
でもね、カクジツにスキなんですよ、カセットの方が....もう身に染みついているんですよ、そのカセットな音質が.....それがある意味僕の青春そのものでしたからね、えぇ、カセット....いや、この際ちょっといいカセットデッキ買うか....って、どうよ?(苦笑)

そんなことをしてたら、あぁ、もう朝の4時前。
今朝は眠かったですよー(苦笑)

い、今も眠い(笑)。

でも、おかげでまた音楽熱がちょこっと上がりました。
たしか去年もこの季節に音楽熱が上がりましたね....春はそうゆう季節なのかな???.....やるヒマないけど。

 
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