三つ子の魂....
[ 小さな星日記 ]
昨日から新しい果実酒、自家製レモンチェッロをお出ししたばかりですが、本日果実酒部長は次なる果実酒、去年も大変ご好評いただいたいちご酒を仕込んでくれています。
うちのビルの1F、ヒロヤショップさんにお願いして、市場で直接仕入れてきていただいた小粒で酸味の強いいちごを丁寧に下処理して、今年は去年評判がよかったラム酒ベースのいちご酒を漬けました。カウンタの上にひと瓶置いておきますから、ちょっと見てやって下さいね。
ところでいちごです。
大好物です(笑)。
この季節に限らず、アイスクリームなんかはすぐにストロベリー味を選んでしまいますし、最近はすっかりご無沙汰ですが、いちごパフェだって大好きですよ。それからもちろん生のいちごだって、お砂糖や練乳がけもスキですけど、さっと洗いたてをそのまんまいただくのがホントにおいしいですよね、もぎたてだったらなおさら.....はぁはぁはぁ....と、ちょっと興奮しすぎですかね(笑)。
僕が今の実家のある、山口県の小さな山間部の町に引っ越したのは3歳くらいの時でした。
高校教師である父の赴任先、転勤がきっかけだったのですが、それまでちょっと街で暮らしていた僕にとってうちの実家のある小さな町、僕らがそれから住むことになった高校敷地内にある教員住宅にはじめてついた時のことはホントに忘れられません。
その頃まだうちには自家用車というのがなくて、というより父もおかんも誰も車の免許を持っていなかったので、赤ちゃんだった弟を背中におぶったおかんと僕、そして祖母も一緒に電車で最寄りの駅まで来て、そこから新しいうちまで歩いて行ったのを覚えています。
のどかな田園風景、そして父の働く高校。
農業科があるので、高校にはかなりの農地があって、牛や豚の飼育棟もある...見るものすべてがめずらしく、もちろん匂いだって砂利道だってめずらしい....僕はきっとキョロキョロしながら祖母に手を引かれてったんでしょう。
その農地を進んで緑の土手のある小さな坂道を上ったら、小さな四角い家がいくつか並ぶのが見えました....その中のひとつが僕らのあたらしいうち.....って、ちょっとまって!
お隣さんの畑!
いちごがなってるっ!
.....しかもたくさん(笑)!
僕はその時はじめていちごが畑になっているのを見たんだと思うんですが、えぇ、一目散に駆け寄って、そして思いきりそのいちごを食べまくったように覚えています.....あとでおかんがお隣さんに謝りに行ったそうですが(苦笑)。
でもコドモゴコロにはとても衝撃的でした、いちご食べ放題(笑)!
ま、そんなこともあって、次の年からうちでも小さな畑を作って、たくさんいちごを作ってくれました....畑に小さな自分のスペースをもらって、自分のいちごを育てたりもしましたね....って、なんか、かわいいね、ワレながら(笑)。
大のいちご好き。
まさに三つ子の魂百まで.....でございますかね(笑)。