一日の終わり、ささやかなご褒美(だったもの)。

[ 小さな星日記 ]

忙しくても、そうでもなくても。

夜中お店を出るのはだいたい1時頃...うちまで自転車で20分弱とはいえ、さすがに疲れてますよ、身体もココロも....ヘトヘトになりながら、やっぱり朝のように自転車をとばす気力もありませんが、まぁ、こっちから考えたらやや下り気味ですので、それなりにぷらぷらと自転車を走らせるわけであります。

毎日、毎日。

そんな毎日のいつもとかわらぬ通勤の中で、ちょっとした楽しみやなんかを見つける時がたまにあったりしますよね。例えばいつも乗る電車の車両、同じドア、中野駅で乗ってくる素敵な女性だったり、毎朝缶コーヒーを買うキヨスクの店員さんの笑顔がとてもいいかんじだったり....ま、僕もバイトに通ってた頃は、そうゆうのちょこちょこありましたね、やっぱり。

でも、この仕事、この自転車通勤、あんまりそうゆうのなかったんですが、今月頭くらいでしたか、ホントにクタクタな僕に一日の終わり、ほっとさせてくれるある素敵な存在があったのでございました.....それはね....

Kitty-1

いつもの帰り道、とあるアパートの軒先に、小さな仔猫ちゃんが3匹、身を寄せ合って眠ってるのを偶然見つけました。あ!って思って近寄ると、僕の気配を感じた仔猫ちゃん達はぴくっと目を覚まして、起き出してきました....真ん中の子は眠ったままだけど(笑)。

あぁ、かわいいな。
猫....に限らずペットって現実的に飼えないですけど、ホント、かわいいですね。
うちに帰って、こんな子達が待っててくれたら、そりゃぁ疲れも癒されるってもんでしょうね、ホント(って、そんないいことばっかじゃないでしょうけどね...世話もしなくちゃでしょうし。)

それから毎晩、この子達を覗いて帰るのが日課になりました。
そのアパートに近づくと、あぁ、今日はあの子達いるかな?と、それが気になって仕方がないですし、やっぱり小さなかわいい子達を一目でも見れば、自然と疲れも和らぐような気がしました....それが、ホントに一日の終わりのささやかな楽しみ....ご褒美みたいなものでありました。

.....でもね、ここんとこ、全然見かけないんです(泣)。
その周りにいた他の大人の野良猫も、全然見かけないんです。
あぁ、みんな引っ越しちゃったのかな。
どうしちゃったんだろう。

そんなわけで、あんなに楽しかった分、
急に寂しくなってしまった、いつもの帰り道.....

がっくし。

 
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