しかしなにがツライって、早起きですよ、アータ(苦笑)。
お休みの日なのに、起きるのはいつも通り....うぅ。
自分で10時半に三鷹駅集合!と決めたのに、ちょっと遅れりゃ、近所のバス停のバスは来ないわ、遅れそうなので清水さんにメールしようと、ポチポチ打つ手もおぼつかない....結局メールは帰ってくるし、えーい!仕方ないから電話しよう!と、ごめん、清水さんちょっと遅れます(爆).....す、すいません.....と、いきなり初っぱなからつまずきつつも、なんとか第二回目のコーヒー探訪スタートです.....
鎌倉に着いたのは予定より20分ほど遅れた12時半前。
おなかもすいたし、早く行きましょと、まず最初のお店は「cafe vivement dimanche(カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ)」!
もうカフェ界では知らぬものはいないような、もうホントに有名なお店でありますし、オープンから12年、ずっとコーノ式のペーパードリップでおいしいコーヒーを淹れ続けているという、カフェ界きっての名店なわけであります。
....でもね、まずはコーヒーの前にごはんをたべましょうよ、ね、清水さん(笑)。
と名物のオムライスと、ブラジルのシチュー、ムケッカをいただきます....ランチビールは地元地ビール、鎌倉ビール!で。
いや、大きいですね、おいしそうですね....って、お客さんを見てると、ホントに9割方このオムライスをお召し上がりです....ホントに名物なんですね、確かにおいしいですしね!
おなかが一杯になったら、さてさて、本題のコーヒーをいただきますよ。清水さんは定番コーヒーのCafeを、僕はオリジナルブレンドVeraCruzを.....さて。
お、おいしーっ!
どちらもすごくすっきりしています....薄いというのではなくて、味にブレがない、すとんとひとつの味がきれいに入ってくるかんじです....雑味みたいなものがものすごく少ない....これが、コーノ式、コーノ式ペーパードリップかー!!!
ついでにスウィーツもいただきました(笑)。
こんなにたべたらおなか一杯なのであります(笑)。いや、1軒目でいきなりまったりしてしまいました....と、遠かったしなー(言い訳)。
しかしなにより僕がこのcafe vivement dimancheで感激したのは、ものすごく店員さんのかんじがいいところでありました。このお店のマスター、堀内隆志さんは雑誌に連載を持ってらっしゃったり、ラジオに出演されたり、とにかくこの業界ではホントに有名な方ですし、僕としてはそれをちょっとハスに構えてナナメに見ようとするところがあったと思います....でもね、そんなの、ホントいっぺんに吹っ飛んじゃいましたよ、ハイ、僕が悪ぅございました、ごめんなさいって。
お店にいる限り、お客さんにちゃんと向かい合う。
単純にそんなひとりの店員として、そしてお店の責任者として、ホントに隅々まで気を配る.....コーヒーを淹れながらも、15秒以上....いや10秒以上ホールから目が離れることがない....しかもホールの様子をちらりと伺う時に、必ず静かでやわらかい微笑みをたたえている....あぁ、もうなんていうことでしょうね、あぁ、もう、僕ってなんでしょうね.....と、ある意味モーレツに反省。それがマスターだけでなく他のスタッフのみなさん、みんなそうなわけでありまして、このお店がなんで名店なのか、ホントつくづくと思い知りました、ハイ。
やっぱり人なわけですよ、いいお店には、いいスタッフがいる。
そうなわけですよ、やっぱり。
お会計の時、そのマスター堀内さんと少しお話しさせていただきまして、ずぅずぅしくもうちのお店のショップカードお渡ししました....そうですか、そちらには友達も多いですし、今度お伺いしますね....と、ものすごく物腰が柔らかい堀内さん....あぁ、来てほしいけど、でもまだ来ちゃダメ!(苦笑).....オトコゴコロも揺れ動くわけでありますね.....いや、ホント、男惚れいたしました、ハイ。
と、cafe vivement dimancheを後にするワタクシと清水さん....ぽわ〜んと目がハート、二人とも(笑)。
cafe vivement dimancheの物販のお店diosでVeraCruzの豆を買ったり、やCD屋さんのclaro、いがらしろみさんのジャムやさんでちょこちょことお買い物....腹ごなしに大仏まで見に行って、えぇ、のんびり鎌倉の休日を堪能....って、えっと、そうだ、今日はコーヒー探方でしたね、ハイ(苦笑)。
江ノ島まで江ノ電に乗って、そこから小田急線で千歳船橋。
今日の2軒目は、コーヒー豆のエキスパート!珈琲工房HORIGUCHI!
....って、実はすでに午後6時をまわってて、すでに真っ暗。
ホントは3軒行くはずだったんですけど、ここでそれは断念....鎌倉でゆっくりしすぎです>ワタクシタチ(苦笑)。
と、気を取り直しまして、珈琲工房HORIGUCHI、ホリグチです。
こちらも珈琲業界ではものすごく有名なお店、そう、今日は有名店をめぐっておるのであります....独自のルートで入手するコーヒー豆は本当にすばらしいそうで、ここの豆を使っている有名店もとても多いわけで....全国的にも名の知れたコーヒー豆屋さん。
喫茶としてはそろそろ遅い時間でもありますし、店内はさほど混んでいるわけでもなく、僕らも焙煎室がよく見える席でコーヒーを注文しましょう....ひとつは、深煎りフレンチローストの定番ブレンド、もうひとつは、シティローストのタンザニア....うちのコーヒーのキーになっている味ですね、タンザニア。もちろんドリップはコーノ式。
うーん、おいしいですね、やっぱり(笑).....フレンチローストもとてもバランスがいいので、苦味もとても口当たりがいい.....と、そこにはやっぱりコーノ式ペーパードリップの特徴がとてもよく出ている気がしますし、とにかく嫌味がないわけです、深煎りでも....このすっきり濃厚なのが、コーノ式なのか!
豆の味、そのおいしいところだけをきれいに、そしてきゅっと濃厚に抽出する。
ちょっと意味合いは違うけれど、コーノ式のドリップって、米を磨いて(削って)その中心の本当に米の純粋なところだけで作る吟醸酒みたいなかんじなのかもしれない。雑味も含めて味と捉える純米酒ではなくて.....純米酒はどっちかというと、コーヒープレスや水出しコーヒーになるのかな....とにかく、同じ豆でもいろんな抽出方法があって、本当に面白いし、でもやっぱり元になる豆がいい方が絶対いいわけですよね、と、ホリグチさんで2種類の豆とそしてコーノ式のドリッパーセットを購入。
ここでも店員の方が、なにかご案内しましょうか?と、とてもよく対応して下さいましたし、本当に名店にはいい店員さん(人)がいるんですねと、激しく納得。
コーヒー豆も、コーノ式ペーパードリップも、それはそれで面白かったけど、今日は人です、人にノックアウト!....そんな、第二回目のコーヒー探訪でありました。
うちも名店になれるでしょうかね(苦笑)?
あらゆる意味で、日々是修行でありますね、ホント。
ところで、さ、三回目は、どこ行く?(ほとんどそんな話しなかったね>清水さん)
また行きましょうね、コーヒー探訪。
まだまだつづくよ。