Takaki Yamamoto Exhibition ラダックの風息(かざいき)。

[ イベント ]

Yama Taka Ex
今年最初の店内展示はフリーランスのライター山本高樹さんの写真展「ラダックの風息(かざいき)ーもうひとつのチベットー」です。フリーライターなのに写真展.....ってのが、まずはなんだかイイネ!(笑)。

インド北部・ヒマラヤ山脈の懐にあるチベット文化圏、ラダック。
最初にこの地を訪れたその時から.....なにかの縁を感じずにはおれなかった山本さん、その後も仕事の合間を見ては.....というより、無理にでも時間を作りながら、このインドの奥地に何度も足繁く通い.....この春からついにその地にしばらく定住することを決意したそのへんのお話は、彼のページをご覧いただくとして(http://ymtk.jp/ladakh/)、どこまでも突き抜けるような青空に荒涼とした大地、人々はチベット仏教を大切にしながら素朴な生活を営む.....そんな息づかいが聞こえてくるような写真の数々、ぜひこの機会にご覧いただきたいと思います。

ワタクシokayan、個人的にも、チベットというと.....長い旅行の途中に立ち寄った、ヒマラヤの麓、山の上の小さな町.....ダライ・ラマ14世のチベット政府の小さな町で、その旅の「おわり」をつかまえたり、帰国後中国国内のチベット文化圏、小さな貧しい高校生の女の子の里親をやってみたりと、あれこれと関わってきて.....興味を持っているんですが、ぜひこの機会に、みなさんにもその人々や風景、そして抱えてる問題なんかについても少し興味を持っていただければ幸いです。

ヒマラヤを越える子供たち Escape over the Himalayasそんな想いも込めつつ、展示開催中はチベットからヒマラヤを徒歩で越えて亡命するチベット難民の子供たちの姿を追ったドキュメンタリー「ヒマラヤを越える子供たち」のDVDも販売いたしております。
チベットサポートグループ KIKU(http://www.tsg-kiku.com/)によって日本語字幕化されたこのDVD、僕もすでにしばらく前に購入済みでありまして.....昨日久しぶりに見直したりしましたが.....いや本当に過酷で、切実で、そして命がけ.....でもそこまでしなければならないくらい、この問題は切羽詰まっていて、シリアスなわけですね。

いろいろ思うところはありますけど、まずはぜひ、山本さんの写真をご覧いただきながら、ヒマラヤの懐、ラダックの街や景色、そして人々の暮らしに思いを馳せてみてくださいね。

期間は2月6日(火)〜4月1日(日)。
3月には写真の入れ替えもあるとのことですよ!
どうぞおたのしみに!

 
この記事につぶやく。 感想など送る。 このページのトップへ。