当店名物店員okayanプレゼンツ「ヨタバナシ」。日々のこと、お店のこと、ワタクシのこと、あんなこと、こんなこと、ちょこちょこ書いてます。

あなたが選ぶ!ヨタ話大賞'08、大賞発表です!

えー、投票いただいた方も、しそびれた方も、おまっとさんでありました! 今年は....えぇ、ホントにヤキモキしましたというか....ホントに駆け込みも駆け込み、当日になってからだだだぁ〜っと10票以上もありまして、えぇ、それで例年並みというか、昨年よりも多くのご投票をいただきました。ありがとうございました.....ちゅうか、ホントイノチビロイしたという感想であります...もう来年はやめちゃおうかなと思ってましたもん(苦笑)。
ま、なんだかんだ言ってとにもかくにも今年もめでたしめでたしで、ヨタバナシ大賞。昨年よりノミネート作品をやや減らしたこともあって、わりに票が分散せず、それぞれのエントリがなかなかいい戦いをしてくれたなーと、そんな風にも思いましたし....実はご投票いただいた方....ほとんどのみなさんが、実際どのお客さんかわかるという....えぇ、お店も長くやるとそんな風にもなるんだなーと思ったりしました。ご投票いただいたみなさん、ありがとうございました。

ということで、なんとか集計が終わりました。
コメントは例年どおり....投票した以外のものについての、ちょっとしたものも含めてもほぼ全文ご紹介(なので、投票数とコメント数が一致しない場合もあります)!
さっそく発表いってみよう!

大賞

02.何があっても、ちゃんと二人でいようと思った。

20票

●今年は、アマノジャクな私でも、大本命を選びます。いつまでも、ちゃんと二人でいてください。そういう気持ちになれる相手が見つかった、ということはとても幸せなこと。そして、その気持ちをいつまでも持ち続けていてください。●すいません、選んじゃいました。(笑)やっぱりこういうお話を読んでいると素直に心温まるものですね。ていうか‥.okayanさんはプライベートでも飾らずストレートな方なんだなあ〜と改めて。これからもご夫婦+かけがえの無いリトスタの仲間たちと素敵な空間を守り続けて欲しいです。あ〜結婚したい!(笑)●これはお店の「小星交信」はもとより店長ミヤザキさんのブログにも書かせて頂きましたが、「何があっても、ちゃんと二人でいようと思った。」という言葉に感動しました。私事ではありますが、私達夫婦は結婚20年になります。まぁ、今までもこれからも「夫婦の危機」というものには縁がありませんが「二人でいる」ことに関して基本中の基本を思い出させて頂きました。●確かに(このエントリ)は、素敵でした!ほんと、感動しました。きっと、だれが読んでも、そう思うでしょう。それくらい、暖かくて素敵なお話でした。●いい話ですよねぇ...。何回か繰り返し読んだ覚えがあります。いつかそんな日が来ることを、私たちものんびり待ちたいと思います。●okayanさんの投稿ではなかったようですが....ホントに感動しました。涙出ちゃいました。「何があっても、ちゃんと二人でいよう。」なんて、ステキなんでしょう!お互いがお互いを必要とし、一緒にいる...それだけでいいんですよね。私は何をどう考えて結婚したんだっけな〜なんて考えてしまいました。特に真剣に考えてなかったような気もします...どうなのオレ?(って古!)●今、同じ時間を過ごす事は「つきあう」でもできるけど、一生を添い遂げることを見据えた想いとは違うもの。これを読んで、自分が結婚したことも、やっぱり良かったんだなぁと再認識。あったかいキモチにもなりました。今度は旦那サマと一緒に来たいデス(*^^*)●かっちょいい〜、ひゅ〜。●結婚の意味を改めて考えました。若い頃は、とにかく「一緒にいたい」という思いだけが先走りましたが、"結婚"するということは"家族"になるということ。家族になるということは、いろんなことをお互いに引き受けるということなんだな、と改めて...。実は結婚ってすご〜く大変なことなんだと、今さらながら思いました。●やっぱりミヤザキに一票!でしょう。ふたりが「家族になる。」という覚悟を決めたこと。それをきちんと伝えてくれる心意気に拍手。ええ、もちろん今後のおふたりのことも!ちゃんと観てますからねー。●宮崎店長、いいですぅ。すばらしー。言うことなし!1年前の感動がよみがえる〜。●これは本当に今回の大本命って感じですよね。「敢えて選ばないようにしよう」と当初は思っていたんですが(苦笑)、ミヤザキさん初のヨタ話、...何より何か綺麗な話で良いなあ、と今回改めて読んで思いました。ウチはそんな素敵なきっかけとか無かったように思いますので余計に(苦笑)。●若い頃の様々な男女の関係があるように、長い長い夫婦の関係にもいろいろな形があるのだと思わされます。この文章は友人はおろか、親戚すら結婚式に呼ばなかった僕ら夫婦にとっては到底真似のできない、ひどく恥ずかしいものです。今だからあえて言わせてください。"うっわ〜気色悪っ!(笑)"ただね、あの手作り感溢れる結婚式の後、帰りの電車で読んだこの文章そのものが"私達はこう生きる!"という、お二人のひとつの宣誓のように思いました。あらためておめでとっ!●やっぱりね〜♪これは外せないですよ!!忘れてしまっていた結婚を決めた時の気持ちがよみがえってきました。普段は忘れちゃっていたんですけど。そんな気持ちを思い出させてくれてありがとうございます♪●ひと言、泣けた!!(笑)お年頃、というにはすでに時遅いワタクシですが、女子ですよ、「いいよねぇ、うんうん」とじわ〜〜〜んときました。●間違いなく大賞でしょうけど、1票です。ステキです。いいなぁ〜...私も一票入れます。このタイトルだけでもグッと来るし、お二人と初めてご一緒させていただいた先日の様子を思い出しても、本当にパートナーなんだ、二人は!!と、ひしひしと感じました。どこにでもあるお話、でも宝物のようにキラキラしていますよね。本当に、うらやましい!●私も去年の9月に結婚したので、自分にとってもタイムリーな話題だったのと、やっぱり結婚っていいな。って、ほっこりしました!これからも、素敵でお二人らしい形でお幸せに♪あっ。ちなみに私、今年の11月に母ちゃんになります...(私事ですみません...)

こほん。

えー、やっぱり大本命がブッちぎりで大賞を獲得いたしました....えぇ、ワタクシコツコツヨタ話を書いてきてはおりますが、こうして店長ミヤザキがちょこっと書くと.....大賞....ってのは、内心憎々しく苦々しく思ったり....全然しませんね(笑)。ま、今年はこれしかないよなと(苦笑)。

こうして毎年ヨタバナシ大賞をやって来ると....第1回の「ちょうど6年前。」、昨年の「月と太陽」、そして今年の「何があっても、ちゃんと二人でいようと思った。」と、店長ミヤザキとワタクシokayanの二人の....ま、ある種の恋愛話というのがとても人気があるというか....そうゆうごく個人的な話をざっくりオープンしたときに一番反響が多いわけで....つまり、みなさん、そうゆうことに興味があると(笑)。

そして....ふつうその「そうゆうこと」というのは....コメントにもありましたけど「酷く恥ずかしいもの」で、でもどなたにも...いやいや素知らぬふりしても....やっぱりちゃあんとあったりすることだったりして、だからこそ....そんな話が強く入ってくるんだろうなと思います。

ま、これからも....そんなみなさんの期待に応えるべく(?)ミヤザキ共々「30%(くらい)公開夫婦」でやってまいりたいと思います.....末永くよろしくお願いしますね(笑)。

そして....最後に....この秋母ちゃんになるとコメントくれたのは、僕が大学生の時、教育実習に行った時の教え子....昨年の「月と太陽」の時はお花を送っていただきましたし....僕も以前こんな風に書いたこともありますが....こうして今回このヨタバナシ大賞にご投票いただき、ほんとうにうれしかったです...だって、あれから15年だもんね!すでに!

元気な赤ちゃんを、元気に産んで下さいね。
ありがとう。

さて、これ以降は得票の多いもん順で。

大賞の半分の得票ではありましたが....それでもものすごい支持をいただいたと言っても過言ではないでしょう!

15.「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」を聴いたことがあるかい?

10票

●実は、この話は今回のヨタ話大賞エントリーで初めて読みました。私も高校生の頃、似た経験をしたことがあります。高校生だった頃...当時、仲が良かった友だちと少し距離を置いたことがあった。時間の過ごし方とか物事の価値観とか、そういうものにズレを感じたのが原因だった、そんな気がする。幸いなことに、クラスでポツンと一人ぼっちになることはなく、他の友だちと過ごしていたけど...それでも、少〜しずつ一人で過ごす時間が増えていった。あのときに「誰かに合わせる必要はない。自分は自分。まずは私が"自分"という個人を確立しなくちゃ!」そんなことを漠然と思った。他人に嫌われるよりは好かれていたい。でも好かれようと無理する必要はないんだ。そう思ったあの時は、自分の中の転機だったのだろうなと思う。今では一人の時間も大好きです。●誰しもが持っている悩み、そして人生の転機。ドラマや映画ではなく、本当に身近な人が持っている、本当に真剣な思いというモノを感じられるのが、リトスタのヨタバナシの真骨頂だと思っています。もちろんオバカで明るいお話も大歓迎ではありますが、時々はこういう、ちょっと襟を正して読むようなお話も引き続き楽しみにしていますね。●私も同じように田舎の学校で。高校の時に同じように辛い経験をして、でも乗り越えられて、今の自分があるなぁ。と思い出しました。私の場合は親だったり、唯一の友達カップルでした...だから本当に強くなれた。短大に進学して、また世界観も変わり、視野も広がり。社会人になって辛くても、嫌な人がいても、割り切れる強さや、それなりにつきあっていけたり....その根底は、高校生の時に乗り越えたあの経験だな。ってそう思えた、ヨタ話でした。●今までなにもなく一緒に働いてきたのに、私の働く形態が変わったからか、離れていってしまった同僚がいます。私はとても悩みました。でも、嫌われるときは、‥‥そのままでいい。この言葉で救われました。他人はかえられない、ならば自分をかえよう。okayan、ありがとう。●いつも明るいオカヤンにそんな過去があったとは....。でも、皆同じような気持ちを少しは味わったことがあるのではないでしょうか?私も同じです。学生時代は幸いにもそういう経験はなかったものの、社会人になって自分を真っ向から否定する人と一緒に仕事をするのは本当にきつかったです。当時は相当悩みましたが、ホント「イヤな奴らはそのままでいい」んですよね。今なら、フン!って感じです。(笑)●okayanの自叙伝はいつも好きですね(笑)歳は離れていますが、考え方に妙に共感を覚えたり、ときには教訓とさせて頂いております。●聴いたことはないんだけど(笑)okayanらしい文章に1票!誰しも心の1曲、というか支えになる歌、というのがあったり。音楽をやっていた身としても、そんな1曲を作りたい...と思っていた頃を思い出したりしました。●実は私もいじめられっこでした。といっても、一人のいじめっこが皆をいじめてた感じなので、皆ほとんどがいじめられっこだった感じですが・・・ホントに嫌だったけど、気付けば今はいいお友達です。彼女は学年でも成績優秀・スポーツ万能のだれもがうらやむ存在でした。何でいじめてたのか・・・大人になって、自分でもいじめっ子だったとわかっている彼女が語ってくれました。彼女曰く「私はいろいろ努力してたのに、のうのうと過ごしている皆が疎ましかった。」今でも常に彼女は努力を続けています。今も努力しない人をいじめる人だとしたら・・・私はやっぱりいじめの対象かも・・・って、今はそんな人じゃないけどね。●私は(このエントリ)に、救われました。「ありがとう!」って、言いたかった。言える場所があって良かったです。

6月の最後...最後の最後、つまりその年のヨタバナシ大賞にノミネート出来る最後になにを書こうかと、実は毎年密かにプレッシャーがあったりするんですが、今年はこれを書きました....ずっと前から、いつか書こうと思ってた話だったんですが....やっぱりあまりに個人的すぎて、こうした飲食店のページに書くべきコト....からはとても遠いようにも思え、実際書いたあとも....メールやBBSのカキコミ、そして店頭でもまるで反応がなくって(苦笑)、やっぱりみんな引いちゃったなーと、書かなきゃよかったかなと思っていました(苦笑)。

でもそうでもなかったんじゃん、ヨカッタ(笑)。

こどもや学生の頃に限らず....そうゆうことって、誰しも一度くらいは....その程度の差こそあれ、あるんじゃないかなと、実際そんなつらいところにひとりでいると、自分だけがつらいような、そうゆうふうにしか考えられないようになってしまいますが、でも....多くの人が、今現在もそんなところにいたりするですよね。

馬があう人あわないヒト....いろいろあるけど、奥田民生もこう言ってるじゃないですか、

角度変えれば またイイ感じ
これが私の生きる道(Puffy)

そうそう、それそれ、それが出来ればいいんだよと。
難しくはありますけどね....

笠川賞

11.ほほえみがえし〜清水からの便り

9票

清水さんが卒業してもう半年。早い!
時々、一緒に働いていた頃を思い出す事があります。楽しかったなぁ。
あんなにお客さんから愛されていたスタッフはいないですよね。(笠川)
●清水さんのかわいい笑顔を思い出します。見た目だけじゃなくて、気持ちまで、心までかわいい女性なんだ、やっぱり、って思いました。●清水さんのデビューと私のデビューは多分同じくらいだと思います。初々しい対応を受けて、「かわいいな〜」とか「まだ新人さんかな〜」なんて思っていました。でも、気付けばとてもしっかりと対応していただける店員さんになってましたね。お店に行って、清水さんの顔をみるとなんか安心したし、癒されたし...「清水祭」の時は行けずにとても残念でしたが、清水さん...大好きでした!!!●去年の暮れ近くに偶然スーパーで清水さんにあってね、清水さん、(お財布をお店に忘れてきちゃいましたって、半分照れながら、、)いくらか貸してあげようかって言ったら(大丈夫です有難うございます,手持ちで何とかします)という返事が...今思えばだけど、幸せそうでした。遅くなりましたが清水さんおめでとう。●清水さんの接客がすきでした。メニューが決まったころにさっと現れ、オーダーを取ってくださったり、ステキな笑顔に癒されました。たぶん私のことを覚えていただいてくれたこともうれしかったです。●その人となりが見えてくるお話しはグッときます。切ない別れと、晴れて新しスタッフ(パダワン)の登場。これは、そのままリトスタの歴史になっていくんだな、と思いました。フォースと共にあらんことを!●2年半ほど同僚としてオシゴトさせていただきましたが、清水さんはokayanとは全く反対のタイプながら、お互いの長所を引き立てあうナイスコンビだったと思います。清水さんは本当に視野が広く、ちゃんとお店全体の状況を把握した上で、足りないところを的確にフォローしてくれるところが凄かったですね!一緒に働いていて本当に安心できましたし、お客さんにしてもいつもちゃんと「見ていてくれる」と思えるような素敵なスタッフだったと思います。引退してしまったのはとても残念ではありますが....ご結婚本当におめでとう!お幸せに!

笠川賞受賞は清水さん、卒業のエントリでした!ふたり....なかよしでしたもんね....同郷というのもあったけど、午後の仕込みを並んで作業しながら、楽しそうにおしゃべりしているのが思い出されます。今回こうしてコメントいただいて....清水さんは、その可憐な容姿、男性のお客さんにも人気がありましたが、女性のお客さんにもホントに人気でしたね....そこが清水さんの人柄、魅力、あらためてそう思います、ハイ。
そして....最後のコメント、同僚として働いていたのは...ヒデキ!
ヒデキが言うように、清水さんの凄さって、やっぱりいっしょに働いてて....ホントにすごくよくわかるというか、そして失って尚更よくわかる(苦笑)....あぁ、清水さん、バイトでいいから戻ってきて〜〜〜っ!(笑...ただいま当店バイト募集中!)

そして続いてそのヒデキ!

03.ヒデキが僕らに残してくれたもの。

8票

●もちろんヒデキ♡にも一票。リトスタファミリーの卒業生その後も期待しております。がんばれヒデキー!●これは、掲載された当時、読んでグッときた事を憶えています。少々辛辣な事を書きますが、ヒデキさんがお辞めになった後、お店を訪れた時、食しながら明らかに「変わったな」というものを感じました。そしてそれは、ショックに近いものだったとも記憶しています。その時、ヒデキさんの偉大さを改めて感じたというべきか、さりげない形で大きなものを当たり前のように提供して下さっていたのだな、と痛感しました。スタッフの方が変わるにあたり、その時々で様々なものが変わっていく「味」もまた然りだとは思いますが、これからまた、どのような変化を遂げられるのか...今後も細々と、一お客として見守らせて頂ければと思います。●このお話は本当に...これまた考えさせられる一本でした。ヒデキさんは自分の夢を実現させる為に卒業。いつも穏やかな笑顔でテキパキと動く様を見ているのが実はちょっと好きだったのですが...「自分でやっている人には叶わない」「とにかく、自分で動かなきゃ駄目だと思った」と書かれているのを見て...やはり雇われの身である僕としては「あぁ、本当にその通りだよなあ」と思いましたし、更にそれでも自分の夢に向かって行くヒデキさんを見て本当に羨ましく思いました。是非ヒデキさんの夢が実現することを陰ながら応援したいと思います。●結局話したことはありませんでしたが、初めてお店に行ったとき、会計をして帰る際に厨房の奥ですごい笑顔で見送ってくれたことが印象に残っています。顔が見える、ああいう人が作った料理なら食べたい、だから美味しいんだなあと感じたものです。是非とも素晴らしいお店のオーナーになるよう陰ながら応援しています。●言葉少ないヒデキさんの、内に秘めたる思いを感じます。そして、それを丸ごと受けとめてシフトアップしていくスタッフの力強さが美しい!8年間、1人でフラットにやってきたワタクシには目映いばかりの、共同体のお話しでした。

ヒデキがうちを卒業して、ぼちぼち1年なわけですよ。
1年経とうかというのに、いまだにこうして....たくさんのお客さんがヒデキを支持して下さり、そして期待して下さっているということ....ヒデキは、それを忘れちゃいけないよ。自分のお店を持つのは、まだもうちょっと先でも、そんな期待をして下さるみなさん(もちろんうちのお客さんに限らず)に応えられるような日々を着々と過ごしていただきたいと思っています、えぇ、たのみましたよ。

ところで.....味が変わる件ですけど、えぇ、変わりましたよ(笑)。
特にポテトサラダは味だけじゃなく...そのかんじも....ヒデキがじゃがいも感がなくなるくらいまったりと、そしてややしっかり味付けてたのに比べたら....ガヮちゃんの作るポテトサラダはごろごろじゃがいも感と....その味がしっかり残っている分、やややさしい味つけ....男性的な味つけと女性的な味つけとも言えるかもしれませんね....ありきたりですけど。

ただ、それをちゃんと見極めるのが店長ミヤザキ。
ダメじゃなかったら....まぁ、いいんだよ、と(笑)。そうやって、それぞれの料理人の味覚に対する感覚、緊張感を常に与え、そしてそこから生まれてくるそれぞれの感じるおいしさをベースに....料理を任せる。そうやってみんなで味覚を意識していくことで、お店のおいしさは育ち、深まっていくような気がしています。

07.たとえなんにもできなくても。

6票

●お店の店員とお客さん。それだけの気がしないのがLittle Star Restaurantさんです。私も頻繁に顔を出したり、足が遠のいていたり...いろいろですが、呆れずに長い目で待っていてください。きっと、なんにも起こってないですが...(笑)●ほんとに、リトルスターのお店には救われてます。しばらく間があいてお伺いしたときもいつものおいしさ、いつもの空間、いつものスタッフが迎えてくれますもんね。ホントにいいお店をみつけることができたなーと思っています。●毎日きちんとお店を開けて、様々なお客さんをお出迎えする。全ての方に100%の満足は与えられないかもしれないけど、毎日精一杯やって少しでもその精度を上げていくことが僕の使命なのです。...って随分大袈裟な(苦笑)。でも、このお話のお客さんみたいな方がウチのお店にも増えてくれると嬉しいなあ、なんて思いました。●<自然体への道>みたいに言えばいえるのだろうけど、「毎日きちんと」場所をつくっておくこと、というのは...すごく大事だな...みたいな。●内心辛いときでも、笑顔で迎えてくれる店員さんがいる、ってわかっている店があるのは僕にとって大事なことなのです。●おかやんにメールを送ってから、もう半年経ちましたね。私が新しい場所でスタートさせた生活も、もう少しで1年経ちます。遠慮がちに、読んでみてくださいと送ってくれた下書きのメール、私は何度も何度も読みました。本当に、感謝しています。ありがとう。いつでもお店に行けば会える、ということは、客側にはすごく良いことなんだけど実際にそれを用意して毎日続けていくということは、並大抵のことではないと思う。けれど、他のヨタ話を読んでも、あの空間の中でみなさんがいろんな気持ちをぎゅっと集めて頑張っているんだということがひしひしと伝わってきます。おかやんは気付いていたかもしれないけれど、私がお店に行く時は大抵私のパワーが落込んでいる時のような気がします。でも、おいしいごはんをいただいて、おしゃべりさせてもらって、みなさんのてきぱき働いてる様子を拝見して...という時間を過ごしているうちに、なんだか元気をもらって帰るのです。

いつも週末にご来店のお客さんにとっては.....もしかしたらうちはすごくいつも賑わっているお店と思われているかもしれません。もしかしたら、ヒマでヒマで仕方なく....時にはテーブルを全部片して、みんなで踊りの練習をしているなんて、想像もつかないかもしれません....って、そりゃウソですけど(苦笑)、確かに週末はにぎやかなことも多いですけど、平日はまたぽつんとヒマだったりするんですよ(笑)。そんな地味な時間の方が圧倒的に多かったりする....そしてそんな日があんまり続くと、ちょっと気持ちが塞いだり凹んだりもするんだけれど(苦笑)。

それでも毎日毎日お店を開けて、そしてお客さんをお待ちする。

そんな単純な仕事なんですよね、本質的には。
でもそこが....気に入ってます、やっぱり。

そして...実は僕、このお客さんのことを毎年書いているんですよ(笑)。そして毎年そのエントリにご投票いただける.....たったそんなことも、僕にとってはごほうびみたいなものなのです。

どうもありがとう。

ミヤザキ賞

09.置手紙。

6票

ヒデキの引退、シミズさんの寿退社、四周年...いろいろあったけど、毎日思うことを、今年のミヤザキ賞にしました。
私は料理人で、メニューはほとんど、私が考えています。だから当然、「おいしいです」と言われれば嬉しいし、楽しい。けれど「おいしい」ってことは、「味」そのもの以外のことに、かなり左右されるわけで...。
私を含めたキッチンスタッフは、一皿一皿一生懸命作って、盛りつけています。
そして「熱いので気をつけてください」「途中でレモンを搾るとおいしいです」「お好みでわさびをつけて下さい」...食べるときにこうするともっとおいしいよ、とか、注意して欲しいことをホールスタッフに言付けて送り出す...その時の気持ちは我が子を嫁に出すような...上京する息子を見守るような...?気持ちなワケです。
私たちにできる仕事は、基本的にはここまで。
その先はホールスタッフの力にかかっているのです。
店内が混雑していても、騒がしくても、お待たせしても、なんとか食事の時間を楽しんでもらえる状況を作り出すこと...それがホールスタッフの仕事。気持ちよくごはんを味わってもらうための最後のプレゼンターはホールスタッフその人です。
いつもお客様が気持ちよく食事できるように頑張ってくれているホールスタッフたちに感謝の気持ちを込めて、私からも感謝の「置手紙」をおきたいと思いました。(店長ミヤザキ)
●私もお客の立場で、彼女の気持ちがよくわかる、でも、置手紙という行動に出たことはなかったので、これからは自分の気持ちを伝えることにもっと積極的になろう、と思いました。●接客業してると色んな事がおこりますが、きっとリトスタのスタッフの一生懸命さが、お客様に通じている証拠だと思います。●私も業種は違えど、接客・サービス業という職について9年目。この話の様にどうしようもない状態になって...「でも、せっかく足を運んでくださったお客様に対して出来るだけの事をさせていただきたい。」そういう思いも、裏目に出る事も多く経験しました。なので、この時の気持ちが手に取るようにわかりました。置き手紙の内容で私は、「その気持ちを分かって下さっていたんだな。」と思いました。こうやって、お客様との信頼関係も築かれていくんですね。●リトルスターレストランらしいエピソードで、心があたたかくなりました。●こんな素敵なお客さんがいるなんて...!と、その姿勢に素直に感動&驚きました。これは、なかなか出来ないと言うか、思いつかないと言うか、思っても行動には移さないと言うか....とにかく凄いお客さんだなと思いました。お店の雰囲気、スタッフの方々の持つ空気、接客の感じ良さ、丁寧さ云々は、そのお料理と同等くらいに大切なものですよね。それを感じてお客さんもこうしてやってくるのだなと、じんわりとくる良いお話に心洗われた気分です。●手紙を書く、っていいですね!手紙に書く想いって特別な感じ伝わりますよね、どうしても伝えたかった気持ちを伝えた彼女、ステキです。●

ホール係の仕事とはなんでしょうか?

キッチンは...おいしい料理を作るという、わかりやすさがありますけど....確かにホール係の仕事というと....お客さんをご案内したり、注文を取ったり、飲み物やお料理を運んだり....お会計をしたり....それは単純に作業というだけで、単にこれが出来るくらいでは....いいホール係とは言えませんよね。
じゃぁ、ホール係の仕事の本質はなんなんだろうと....それはとても曖昧な気がします.....でもその曖昧さこそが、ホール係の仕事そのもの、腕の見せドコロなんじゃないかなと思うし....時々こうして、思いがけず救っていただいたりする。

言わずもがなではございますが、僕はホール係という仕事が大好きです。
デザインするより、こうしてヨタバナシ書くより、ホール係の方が全然大好き(笑)。

10.1年間のタマモノ。

6票

●お店の仕事はたいへんですよね。私も以前はコックの仕事をしていました。そしてその前は喫茶店で主任をしていたんですよ。その喫茶店で主任をしていたある日バイトの面接をしたのですね、その女性は学生さんで土日だけのバイトを希望でした。その当時勤めていたお店は新宿のど真ん中にありましたので、土日等のお休みの日の忙しさはたいへんなものでした。一応採用ということで彼女の初めての勤務の日がやって来ました。その日もたいへんな忙しい一日でしたが夕方になり彼女の勤務が終わって帰る時、ちょっと気になったので「たいへんだったけど、めげないで明日も来てね」と声を掛けてしまいました。余計なことをしたかな?と後悔しましたが、次の日もちゃんと来てくれて一生懸命に働いてくれたので安心しました。当時はとても忙しいのでそれがいやで来なくなるバイトもたくさんいましたので長く続いてくれることを願っていましたが、結局は卒業し就職するまで続けてくれました。後で聞いたのですが、あんまり忙しいのでどうしようかと思っていたらしいのですが、私が初めての日に掛けた一言で続けられたということでした。言葉の力でしょうか。●このお話、とっても好きです。1年という期間はあっという間のようだけど、積み重ねていくとちゃんと力がついている。それくらいの期間だと思います。スタッフが変わっても、お店が忙しくなっても、リトスタがいつまでも同じあたたかさで迎えてくれること、何よりもありがたいことです。それには、こんな努力が隠されているのですね。私もがんばろう!と思えるお話でした。●このヨタバナシを読んだ時、実はちょっと泣けました。「良く頑張った!」とか「感動した!」という感じではなく、そこで働いている人たちが(それが少しづつでも)日々の積み重ねを大事にしている事が伝わったので。長い目で見て、良い方向へ進んでいく力になるのは、やはりそういう事なのだなと思います。●「リトルスター」が何を大切にしているのか、が、とても沁みてきました。●これまた素敵なお話ですね。いやはや必死で口説いて良かったですね(笑)。ホント一日だって一時間だって変われる気がします。一年いたとしても、何も感じず、ただやらされている意識だったら、何も変わらないと思うし、それって周りには分かるものだし、本人も、ああ〜成長したのかな?って思えた瞬間、すっごく嬉しいものだと思います。私も昔に比べたらスタミナもついてきたし(あ、でも日光はやっぱり苦手...苦笑)、仕事に対する気持ちや心構えも随分変わってきたように思います。それってキッカケも、以前働いていた職場に現れたカリスマ販売員の上司だったのです。やはりそういう自分に影響を与えてくれる存在って凄いし、逆に自分自身、そんな存在になれたらとっても嬉しいだろうな〜。やらされているって思ってしまうのではなく、今与えられていることをきちんとこなす。そして、okayanさんが先日おっしゃっていた+αなんですよね。

そう、いつもの仕事をいつもどおり。
それだけじゃ少しも伸びはしない。
いつもの仕事が終わったら、ほんの少しでもいいから時間と身体を使って....プラスα。
そうやって小さなハードルをコツコツ跳んでいく。
そのくり返しでしか....進めないんですよね、結局。

ガヮちゃんだけでなく、スタッフみんながこんな風に働いてくれていると思います。だからこの先まだまだ期待していきたいと思う....もちろん自分自身にも。そんなスタッフをこれからもずっと見ていたいし、時々は....うまく声もかけてあげられたらなと思います。

そのヒトコトで、がんばれたりしますもんね。
僕だってもちろん....たまにほめてもらうとうれしいですし(笑)。

12.おっぱい!おっぱい!

6票

●やっぱりね、真面目な話も良いですが、こういう脱力系もokayanさんぽくて好きなのです。あはは。●おどおどしているokayanさんの姿が目に浮かぶようです(笑)なんか、その場にいたかったかも...●なんと!びっくりしました。面白いですねー、男の子。どうしてもその子、okayanのミニチュアを想像しちゃうんですよね...●わが4歳のムスコ。今「ちんちん!」がブームです。もしいつかお店で発言しても苦笑で流してくださいね...。●なんか「いい話」ばっかりなのでこれにはある意味票が集まらないだろうな〜と思い(笑)でも、書いた人=okayan含め「登場人物たち」の表情が目に見えてくるんですよね。とってもあったかい感じでいきいきと。こんな「道すがらの出会い」の面白さをいつも私自身も感じていられればいいな、みたいな。●人ごみの中で思いっきり「おっぱい!おっぱい!」と叫びたいです。

えー、幸いなことに(?)その後この「おっぱい少年」にはお目にかかったことがなく、比較的平穏な毎日を過ごしておりますが(笑)、えぇ、こんなヒトコトで動揺するなんて、まだまだ人間出来てねーなーというか(苦笑)。

....しかし、あの、okayanのミニチュアって!
失礼しちゃうわねー(笑)。

01.往生際の悪さと笑顔と。

5票

●人間好きな事を仕事にすることくらい嬉しくもあり楽しくも思えることはありません。そして、くるりと身を翻すような身軽なフットワークを使えるような「ちくりんさん」が羨ましい限りです。私も20代は、その日暮らしではありませんが、何か未来が見えない自分がいましたから何となく感じるものがありました。●自意識過剰な20代から、自分の居場所も行き先も見失いそうになる30代を過ごし...、という同類(失礼!)といたしましてokayanのヨタバナシ、お仕事ものはとても好きです。今回は新たな世代を巻き込み拡大傾向、すでにシリーズ化の兆し、次編も期待してます。ということでokayanに一票。●文中のリンクにある「これ」の中の『心が満たされる』っていうこと、ともかくはそこを見つめていたいなと思います。いま、私は、私の心を満たしてあげているのだろうか...と。●これを読んで、少なからず私もあてはまるんじゃないかなと。このお店を知ってから、心から本当に良いと思うものに携わる仕事を、ジャンルを問わずやってみたい。そう思うようになったんですよ。

ワタクシただいま38歳....そのうち30代クロニクルも書けるようになるのかなと、えぇ、いい話が書けるといいですね、ハイ(笑)。心から本当によいと思うもの.....確かにそんな仕事をしてますよ、毎日地味〜にね。みんなそれぞれがんばろうね〜。

05.おいしい?

4票

●ええ、おいしいですよ!リトスタのごはん。じゃどこが?と言われると難しいのだけど、食欲のない時でもおかわりしたくなるごはん。食べて!食べて!とごはんが言っているみたいなごはん。お昼ランチして夜も行きたくなるごはん。好きなんですよ!!●自分のお店の味をチェックしたいのなら他のお店をたくさん試してみるのも良いと思いますよ。いろいろないいお店を知っているリトスタのオーナー3人の方達には余計だったかも知れませんね。●実は少し前に相方と、(このご近所)の『○○』に行ってみたんです。最初に2〜3品頂いたものの、私はあんまり満足できず少しテンションが下がっておりました。でも相方を見ると同じような様子。どちらからともなく、(リトルスターに)行きたいね...と、そそくさお店を後にしてリトルスターで食べなおしたくらい、私たちの大好きな『いいあじ』です!カツカレーももちろん大好きです。●ホントにおいしいです!心配しないで!!●料理をやっていると必ず訪れる悩みですね...自分が進んでいる道が正しいのか、自分は前を向いて進めているのか。「おいしいですよ」と言ってくれるお客様やスタッフ、その言葉こそが今進んでいる道の答えであって、これから進む道を照らす光明なのだと思います。頑張ってください!●サービスを提供する仕事って難しいですよね。普通の状態で当たり前。ちょっとでも失敗したら、それは大変なこと。相手の「ありがとう」とか「おいしかった」とか、そういう一言が大きな喜びになると思います。「いつもおいしいご飯をありがとう」確か、この話がのった後、メールを送った気がします。だって、自信を持っていいよって思ったんだもの。

そう、メールいただきましたね....その節はありがとうございました。
自信を無くしていると言うより、マンネリに気づいているというか、もっと言うと....もっとおいしくなろうと、なれるぞと思ったりするんですよね。またそんな中から生まれてくる、新たなキラーメニューがみなさんをよろこばせてくれるんじゃないかなと、店長ミヤザキをはじめ、キッチンスタッフにはホントに期待と信頼を寄せております。よろしくお願いします。

08.モルト&ショコラ・リターンズ!。

3票

●「あ、また頼んだんだ!」失礼ながらそう思いつつ読みました。よかったですねー。嬉しいですねー。「中のチョコレートが流れ出すのが食べてみたかった。」その正直な感想を述べられてから1年。新たな期待とともにオーダーされたと思います。よろこんでいただけて、フカザワさん、よかったですね〜。●カッコいい!!大人。●やっぱり、ヨタバナシと言ったらこれでしょ。こういう話、大好きです。その男性のお客様をめぐるリトスタの面々の手に汗にぎる様子とドキドキ感が伝わってきます。

えっとね、いまだにね、そんなにたくさん話すわけでもないんです。
ちょっとご挨拶して、ちょっと世間話くらいは出来るんですけど、えぇ、このワタクシがその程度(苦笑)。でも...こうヨタバナシに書くとすごい格好良くて渋い大人の男性というかんじもしますけど、やっぱり、ちょっとかわいい、お茶目なところがあるのが、とてもすてきだなと思います。

そのようなものに、ワタクシもなりたいものです(笑)。

14.Drifter〜4周年に寄せて。

3票

●「いろんな人がいて いろんなことを言うよ」って、ホントに。だから、大事なもののことは、あまり人に話さなくなってしまいました。でも実は、もっと人と話をして磨いてあげた方がいいのかもしれない。小説のことですけど。

えっと、小説家の方からいただいたコメントです、ハイ。
僕は逆に....大事なもののことをよく人に話している気がします....お店でもそうですし、ヨタバナシでもそう...ちゅうか、あることが気になると、そのこと以外になんにも考えられなくなって、スタッフだろうがお客さんだろうがホームページだろうが、もうそればっかり(苦笑)。単純なんですよね、ホント(笑)。

でもそうやって、いろいろなところに小さくぶつけてみることで、アイディアが磨かれていく....確かにありますよ.....ひとつの結論が導かれることだってある。だからコミュニケーションっておもしろいですよね。

13.人に見られる仕事。

2票

●このエピソードは、私も仕事を通じて同じような思いを実感した事があるので、とても良く分かる=そしてその場が想像出来そうな、素敵なお話だな、と思いました。別に自分が手塩にかけて育てたわけでもないわけですが、成長して、素敵に輝いている姿を目の当たりにする、というのは、なんだか照れくさくもあり、そして、とても嬉しい事でもあるんですよね。ところでokayanさん、自分の事をあまりおぢさん、おぢさんと言うのはよろしくないですよ。老け込みますから(苦笑)。

うん確かにおじさん、おぢさんと言わない方がいい....けど、ヒトに言われると腹が立つ(苦笑....あんま言われないですけどね、えぇ、予防線というかなんというか)。でもそんだけ....あぁ、おぢさんだなぁと言いたくなるほど、若くてすてきな女の子...一生懸命仕事して、そしてすくすくすてきな女性に成長されている....というのは、ある種罪よね(苦笑)。

でもそんな若い方々とおしゃべりできたりするのも....この仕事の魅力でありますです、ハイ....ある意味年取らない気がしますね....って、それはちょっと図々しいか(笑)。

フカザワ賞

04.強い気持ち。

1票

当店の開店記念日が6月1日なので、その時期に一年を振り返ることが多いのですが、年末はやっぱりその年のあれこれを思い出します。
年末に常連のお客様とご挨拶する瞬間。それはとても幸せな時。毎日のようにいらっしゃる方、毎週ご来店の方、1ヶ月に1度、数ヶ月に1度、年に数えるほど。お客様によっていろいろです。でも、また訪れてくれた、そのことがうれしい。扉が開いて、知った顔が見えたとき、あ、また来てくれた、その瞬間の幸せ。
そしてもう一つ。年末には毎年忘年会をします。少ないお給料で、ハードな職務で、決していい労働条件とはいえない当店(おいしい賄い付きというのが、絶対的に好条件ではありますが)でがんばってくれているスタッフ。たまにはゆっくりおいしいごはんを食べながら楽しもう、オープン当初から続けてきたことです。オーナーも含め、今や総勢9名。シフトでなかなか顔を合わせられない人もいるし、仕事中はゆっくり話もできないことも。けれど、歳や性別や勤務内容等々、そんな垣根を越えて、忘年会ではおいしいごはんを食べながら、みんなが楽しそうにわいわい騒いでいる。そんな光景を見られることで、とても幸せな気分になります。厨房スタッフの作るおいしい料理と、直接お客さまに届けるホールスタッフと。あわせて、リトル・スター・レストランというお店ができ、そこを好きでいてくれるお客様がいてくれる。すばらしいなぁと思うのです。(フカザワ)
●燃え尽きちゃったんだろうなと....リトスタファンの1人として、ぼくもそんなことを思ったことがありました。「月と太陽」はスゴク楽しかったし、Oさんファミリー、Kさんとウチが自然な感じでかたまって話しというか、お友達的になれたのもあの時が初めてだった気がします。そういう方達と引き合わせて頂けたのもリトスタのおかげだと思っています。そして静かな10月...ユーザー側もフクザツでした。

おなじみ!ちょっと...ヨワネ系のヨタバナシ(苦笑)。
でも...先日テレビのニュースで「不況は去年の冬くらいからはじまってたのではないか」なんて言ってましたけど、そんなんアタリマエじゃないですか、と(苦笑)。現場の方がすごい敏感にかんじますよね、それは。天気は悪いし、景気は悪いし...でもこんな時こそコツコツやってくしかないですよね....えぇ、大夫慣れてはきたけどね>不況(苦笑....慣れたくないけど)。

06.春の予感。

1票

●帰り際、一言二言レジのところで交わす会話、緊張しつつ、ちょっと楽しみにしていたりもします。そういうのは、リトルスターレストランだからこそだと感じます。そう思っているお客さんたち、たっくさんいらっしゃると思います。

えっと、昨年の秋あたりから、ワタクシ、夜のレジもやるようになったんですけど...えぇ、最初のうちはみなさんにヒヤヒヤされたというか....不慣れでドモドモ会計をしているワタクシを、おもしろがっていただきましたが(笑)、今ではちょっとおしゃべりもしたりしつつ、楽しくやらせていただけるようになりました。
お帰りになられる最後の最後....やっぱりもうひとつみなさんが笑顔になるような、そんな一言が言えたらうれしいなと、いつも思っていますよ....って、僕もちょっと緊張してるかな?(笑...まだテンパッたりしてるんですよね、たぶん)

黒川賞

ノミネート外:「さん」と「ちゃん」。

1票

私も昔は"チュンさん"だと思っていた一人なのでついこれを選んでしまいました。
何年か前に初めてTVでそのドラマを見た時はそう信じて疑いませんでしたが、番組のエンディングクレジットを見て(あれ、違うんだぁ)と気づかされたものです。
にしても、後日アグネスちゃんの話を聞いたときは、日本にも同じような人がいたんだなぁと妙に納得してしまいました(笑)(黒川)
●私も思ってました。「チュンさん」も「アグネスちゃん」も・・・(笑)。●読み終わって「ばかでー!」みたいな(失礼)ヨタの権化バージョン、好きですけど少なかったよね、何となく。そういった意味では「チュン・サン」ネタ、大変よかったです。

えっと、くろちゃん、アグネスチャンは...中国人ですよ!(日本人とご結婚されてますけどね、詳しくはwikipediaで。)

ノミネート外:すてきな広告を描いていただきましたよ(笑)。

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●「いいあじ!おいしい!」ってサイコー!!!サインまであるとは・・・間違いなく将来大物だ!●とてもとてもすてきな広告!!!欲しくなりました!

うん、実は.....このエントリを見て、そんなすてきな広告を描いてもらえるくらいなら、いいお店に違いないだろうと....実際ご来店いただいたお客さんがいらっしゃいましたからね(笑)。ちゃぁ〜んと、広告効果だってあったってことデスヨ!すごいですよ(もしかしたらうちの毎月新聞とか全然負けてるかも?...苦笑)!

ノミネート外:坊主頭の三人組、はるばる三鷹に買い物に来るの巻

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●これを読んで以来、東八通り沿いの、そのお店の前を通るたびに「わざわざ千葉から?」と思い出してしまうので、忘れられない作品となりました。

ノミネート外:ししゃものヒミツ。

1票

●これもまた、スーパーの鮮魚コーナーでししゃもを見るたびにいつも思い出してしまうのです。(キュウリウオ・・・。)もうかれこれ1年以上経つのですね。勉強になりました。

いつもノミネート外のマイナーなヨタバナシに光を当ててくれて下さいますね、このお客さんは(笑)。でも、そんな何気ないヨタバナシもまた、ココロに留めていただいているってことは、本当にありがたいなと思います。
ま、でも僕も朝自転車通勤で近くを通るたびに.....ジョーシン・アウトレット!とか思います、ハイ(笑)。

ノミネート外:連休明けの困惑。

●ピンクの倖田來未、ビジュアル的にインパクトありましたね。

ホントはね、すごい....途方に暮れ果てておったわけですよ、ピンクの横断幕。でも、ちゃんと落ち着くところに落ち着いてほっとしましたね、えぇ、揉め事になったりしなくてヨカッタよ、ホント。

ノミネート外:恋と赤いギター。

●いや〜、この話ほど共感を覚えた文章は、まれです。キャンディーレッドのストラトはぼくも持ってるんですよ!佐野元春さんのファンではなかったし、ジャケットも知りませんでしたけど、8トラックでの宅録と2度のステージで活躍しました。アウトレットで1万円強!の値段。しかもキャンディーレッド。一目惚れの衝動買いでした。ギターは「一目惚れの恋」。。。まさしく!分かりすぎるほどわかります。つい最近も恋に墜ちましたし(笑4〜5年探しても巡り会えなかったのに、会ったとたんに決めてましたから。ちなみに、ぼくのストラトのネックはメイプル仕様です。オカヤンのはローズウッド?

これね、実はね、書いたあと、アップした後......アップしなきゃよかったなと思ったヨタバナシ(笑)。いや、あんまり趣味に走りすぎてるなーと、こんなん読まされる方はなーと(苦笑)。でもピンポイントで....すごい共感を得られたりして、えぇ、ちょっとびっくり(笑)。しかし、ワタクシ恋に落ちたりはしますが、恋に墜ちる.....恋に堕ちる.....すごいオチ方ですよね、えぇ、無条件降伏でございます(笑)。

okayan賞

ノミネート外:雨宿り。

今回大賞を頂いた「何があっても、ちゃんと二人でいようと思った。」。それが書かれた...朝に僕が書いたいつものお昼のエントリ。結婚披露会「月と太陽」に向けて、なにもかもが間に合ってないような....毎日寝不足で、気持ちばかりが焦る日々....婚姻届を提出するなんて、ある意味最も大事なその手続きでさえ....片付けなくちゃならないひと仕事にしか思えない.....あまりのストレスとプレッシャーに、半ばココロが麻痺したような朝。 ラジオから流れてきた(しかもちょっとJ-WAVEらしからぬ)さだまさしさんの「雨宿り」。それを聞きながら、やっと.....入籍したことをちゃんと実感して、ココロからうれしく思う.....それを、朝の小さな時間で、10分ほどでさくっと書いた.....書き過ぎもせず、書き残しもせず.....今までのヨタバナシ史上、一番納得のいくものが書けたと...えぇ、ちょっと地味だけど、僕にとってはとても大切な小さな話です、いろんな意味で。(okayan)

というわけで、お楽しみいただきました今年のヨタバナシ大賞.....いかがでしたでしょうか?
今年は....やっぱりちょっとヨタバナシが少なかったよなと、たくさん書いてないですよねと.....だからこじんまりとやったわけですけど、それでも、みなさんのいろんなご感想、そしてみなさんそれぞれの「ヨタバナシ」が聞けてにヨカッタ気がします。今年も....ご自分の物語として読んで下さった方が多くいらっしゃって、そうゆうのが.....やっぱり書いている方としてはうれしいものです。ワタクシ、フィクションの物語というのをとんと書けませんので、これからもごりごりと自分やお店のことを書いていくしかないんですけど、それが誰かのなにかに触れることが出来たら、ヨタバナシ家といたしまして、これほどうれしいこともございません。

まぁ、でも....ヨタバナシ、そのポジションがちょっと変わってきたよなと思いますね。前は...お昼と夕方の日替わりメニューの更新と、そしてヨタバナシ。その3本が....ある意味すべてでしたし、日頃思っていることとか、日々のちょこちょこしたことを、そのヨタバナシに綴っておりましたが、今は.....そのポジションには「ウラ★スタ」もあるし、時々お食事会に行ったり、花火大会に行ったような.....イベントは「トク★スタ」がある....そうゆうところは....写真といっしょに更新出来る、新しい、それに適した受け皿があるわけです。
そこでヨタバナシ.....日々の日替わりメニューの更新から独立出来るような、ちゃんとしたネタがないと書けないなと(苦笑)。で、別にネタがないわけでもなくて、書きたいことはあれこれあれども....

書き切る自信がない.....のであります(苦笑)。

それは....文章力の問題もあるし、もうひとつ言うと、夜のホール係が手薄になったこともある....ぎゅっと書くには、それなりの時間と、それなりの集中力が必要で.....それが確保しにくい状態....なので、書きたいことがあっても、なかなか気がススまないというか、なんというか。

だって....7月は2本、8月は1本しか書いてないですもんね。

でも.....「最近はヨタ話が少なくてちょっとさびしいです。9月からはたくさん書いてくださいねー。」ですとか、「また、どんどん書いてくださいね。」なんてうれしい励ましのお言葉もいただきました。出来たら.....ほぼ日・糸井さんの「ダーリンコラム」くらい.....1週間に1本をひとつの目標に書いていきたいところではありますが....ハイ、がんばりたいと思います。

それからこんなご意見もいただきました。

(選んでいただいた3エントリ)全編に太く流れるテーマ"仕事とは!"(笑)。ヨタどころか、結構マジメなお話の数々。/okayanのヨタバナシ、お仕事ものはとても好きです。今回は新たな世代を巻き込み拡大傾向、すでにシリーズ化の兆し、次編も期待してます。

そう、仕事について.....ここんとこずっと考えています。
すでにいろいろとアイディアや、導かれた結論とかもあって、そしてお店で....直接お客さんにそれをちょこちょことぶつけたりもしてるんですけど、えぇ、ここら辺をこれからちょっと秋は書いていきたいなと思っています....個人的な働く話から、リトスタ仕事論!....みたいなのはちょっと難しいかもしれない(苦笑)....おたのしみに。

ま、これからもヨロヨロ書き綴ってまいりますので、みなさん、どうぞご贔屓にお願いしますね。

さて、そんな今年のヨタバナシ大賞.....最後にばばんとプレゼント当選者発表!

まずは当店オリジナル・リトスタTシャツ!(2名様)
いい話聞かせていただきました!kirbyさん!
思い切って今年も投票してヨカッタ!サワダさん!

昨年開催「月と太陽」イベント、自腹オリジナルTシャツ(2名様)は
高菜どん、リベンジお待ちしてます!しまこさん!
また当たっちゃいました!KAYOさん!

そして当店オリジナル手ぬぐい(3名様)は!
今年は姉妹で当たっちゃったよ!(笑)コマさん!
いろいろお気遣いありがとうございました!NAHOさん!
お嬢さんに取られちゃいそうですが(苦笑)!so-chichiさん!

....当選おめでとうございます...いや、ホント厳正なるあみだくじの結果でありまして、えぇ、店長ミヤザキのゴッドハンド!...って、よろしくお願いします。
さて、景品の受け渡しについては後日メールにてご連絡いたします。また毎年のことですが、今回の投票に参加して下さった皆様には、ワタクシokayanがおひと方づつお礼のメールを差し上げます...そのくらいしかできなくて申し訳ありません...来年はやっぱり参加賞とかご用意いたしますと...投票がググンと伸びる....のかしらね?(笑)。

それでは今年も長々と....ホントに長々とお付き合いいただきました、ヨタバナシ'08大賞もこんなところで。
あぁ、今年も終わったなーと、えぇ、冒頭で泣き言を申しましたが(苦笑)、来年も....やっぱりちゃんと開催しますので、....えぇ、またヨタバナシの世界でお目にかかります!....ちゅうか、やっとメニューのページ、手がつけられる!(苦笑)

ちゃお!

okayan