July 4, 2008
たまごの中につまってるものは。
とにかく気になっていたのであります.....たまご(笑)。
そう先日.....夕方いつもお目にかかる小学生が持ってたたまご.....学校の鶏が産んだというその小さな薄茶色のたまご......すぐに翌朝の目玉焼きになると思いきや....
そだてるの!
と宣言した、その小学生......あぁ、昨日の夕方はお目にかかっておりませんが、さて、あのたまごはどうなったんだろうと.....気になる気になる.....今日も.....まだ帰ってこないですねー、どうしちゃったんだろうと、その時僕は....あの翌日からすぐたまごを抱いて温め続けている彼(もちろん学校は休んでいる)をすみやかに想像したわけでありますが....えぇ、ビルの1階おもちゃのふぢやさんに....彼、今日まだ帰って来てないですよねー.....そうだねー、いつも声かけてくれるのにねー....もう帰っちゃってるのかなーと......ま、仕方ないかと.....ワタクシ力を落としながらお店に戻ろうとしたその時.....帰ってきたよ!とふぢやさん(笑)
おかえり。
ねぇねぇ、今日は訊きたいことがあるんだよ......この間のたまご、たまご持ってたじゃん?あれどうした?たべちゃった???
ううん。
じゃ、どうしたの?
そだててる。
!(ガーン)......ど、どうやって?
マフラーに.....くるめてる。
!(ガーン)
実は前回あの後....ワタクシインターネットでたまごをひと肌で孵すというかんじの内容を検索したんですよ.....でもね、鳥の体温というのは人間より高いので......人が温めても孵化しない(だったら僕が子供の頃に読んだ漫画はなんだったんだ???).....でも、こうなりゃちゃんと教えてあげなくちゃ!
あのね....マフラーだけだときっと孵らないよ.....鳥の体はね、人より温かいから、もう少し温めなくちゃいけないよ.....お母さんに相談してみるといいよ.....ね、
じゃあ....がんばって!
うん!
たたた〜っと、マンションに帰っていく彼を見送りながら.....ちょっと、余計なこと、教えちゃったかなーと、すると、ふぢやさん....いいんですよ、失敗しても成功しても、それをやってみることが大事なの、こどもは。
そうだよね。
僕もこどもの頃は....田舎のこどもがやることは.....わりとありとあらゆることをやって来たような気もしますけど......自分達でがんばってやる分には、両親はほとんどなんでもやらせてくれたし、時には積極的に手伝ってくれたり、いっしょにやってくれたりした.....
幸せなこども時代だったんだろうな。
だから......彼のそのたまごも、きっと孵る。
中につまっているのが......たとえそれがひよこじゃなくても。
がんばって!
夏のこども達。
.....そして大人達!(笑)